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中二病だ邪気眼だ統合失調だ馬鹿にするのはそりゃあんたらの勝手だろう。彼と僕らはきっともう住む世界が違うんだから。
自分達と異なる存在に対し排他的になるのは、はっきりいって野蛮だなと感じるけど、彼と僕らの違いは、社会的に作られた違いではなく、その少年が自らの意志で選択した個人的な「違い」。その「違い」をどう取り扱うかについては、僕が口出し出来る問題じゃない。
でも、この発言だけはちょっと許せない……
>いずれにせよ、彼が救うべきなのは「世界」ではなく、彼のことを深く心配しているお母さんだろう。そもそも「世界」が彼に救いを求めるも何も、彼自身が助けを必要としているはず。
助けなんか無かったから、自分が助けに行くんじゃないか!
そうだよ。彼は助けが必要だったんだよ!でも誰も助けてくれなかった。だから自分で自分のことを助ける為に、僕たちの住む世界とは異なる世界に旅立った!何故なら、その異なる世界にしか、助けようとする自分が存在出来ないから。
「彼が救うべきなのは……彼のことを深く心配しているお母さん」だ?冗談にも程がある。学校をやめたいと言ったワン君を、父親がしかりつけた時、母親はそれに反抗したのか?いや、その前に、学校が嫌で、戦争や武器に興味を持つ様なワンに、母は何をした?「学校が嫌なら、休んでも良いんだよ」とでも言ったのか?
更に言うなら、この親は、子が旅立った今になっても
>そんなワン君が人に危害を加えたりしないかと心配している。
という風に、子よりまず他人の心配をする、そんな母親なんだよ。
そんな母親に、母親面する資格なんかない!
今両親がすべきこと。いや、今僕たちがすべきことは。とにかくその少年が旅を終え、自分を助けられるまで待ち続けることだ。そして、いつかその少年が旅の果てに自分を助けることが出来たならば、「おかえり」と言う。
それが、彼を救えなかった両親、及び僕たちが出来る、唯一の優しさだと、僕は思う。